ぎっくり腰は身近なもの

ぎっくり腰は身近なもの

 

このたびの新型コロナウィルスに罹患された皆さまと、感染拡大により生活に影響を受けられている皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

 

こんにちは。ひだか整体院の日髙 努です。

 

「ぎっくり腰」ってご存じですか?
“魔女の一撃”などと表現されることもありますが、経験したことがある方でしたら、二度となりたくない!と思うほどの激痛です。経験したことがない方でも、「ぎっくり腰」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?

「ぎっくり腰の定義」の問題はありますが、「腰の捻挫」と考えると分かりやすいと思います。また、腰の筋肉が一部切れてしまったと考えても分かりやすいですね。

ヒトの身体には多数の筋肉があり、筋肉の太さはマチマチです。日常生活の中でも筋肉がブチッと切れてしまうこと(断裂)は決して珍しくはありません。腰の捻挫や腰の筋肉断裂 = 「ぎっくり腰」です。

「ぎっくり腰」が起きる原因はさまざまですが、以下のようなものが挙げられます。

●いつも疲れがたまっている
●違和感が続いている
●姿勢の悪い時間が多い
●無理して動いてしまった
●せき・くしゃみ
●重いものを急に持った
●床に落ちたものを拾おうとした
●急に寒くなった

もっとありますが、ご覧いただいてお分かりのように、日常の生活の中で起きるもので、とても身近に発症する危険があります。

ひだか整体院では「ぎっくり腰」が原因でお見えになるお客様も多く、中には誰かに支えてもらえないと一人では歩けないような状態でお見えになる方もいますが、施術を受けられた後は、なんとか一人で歩けるようになります。

ここで、「ぎっくり腰」の対処法として私がお教えしていることをご紹介します。【四つん這い】の姿勢になると良いですよ。

【四つん這い】のやり方

1.床に四つん這いになります。赤ちゃんがハイハイする姿勢です。
2.両手の手のひらと両膝を床に着いて体を支えます。このとき、手も足も肩幅くらいに軽く開きましょう。また、腕と太ももは平行になるように。
3.内臓の重さによって、お腹が床の方向に近づいてきます。腰が少し反ってくる感じです。

この状態で2~3分維持が出来るようになれば、どんどん回復してきますよ。もし辛いようでしたら、高さ40cm位の椅子や台を用意して、その上に胸を預けて四つん這いになってください。腕と足だけで身体を支えなくて済むので、身体を預けられて楽だと思います。

「ぎっくり腰」の状態は腰や背中に強い力が「ギュッ」と加わることで身体がガチガチに固まってしまいますが、【四つん這い】になることで、ガチガチに固まった状態は緩んできます。身体が緊張したままでは痛みが治まりませんので、緩めてあげることで身体が動けるようになって回復してきます。

「ぎっくり腰」は、クセになりやすい(再発しやすい)です。再発させないためにも、【四つん這い】が習慣に出来ていることをお勧めします。痛みが出てからではなく、不調を感じないときに常に【四つん這い】をしていることで【予防】になってきます!

是非、やってみてくださいね!

 

骨盤・背骨の歪みを整えることでお身体の様々な悩みは解決します。
普段の生活の中でお身体にご不安な点がありましたら、お気軽にご相談くださいね。

 

いつもありがとうございます。感謝いたします。

ひだか整体院 日髙 努

048-446-7787